空の見え様

―― 一枚の携帯写真からそのときを語る

今を生きるために。

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昨日の夕方、3回目の機種変。

こちらは、これまで3年と2ヶ月ほど生活を共にしてきた相棒です。

この写真日記の写真も全て彼から生まれました。

前回の機種変では変更後、僅か3週間ほどでまさかの紛失をした関係で、実際には3.5代目といったところですが。

 

こちらの相棒と一緒になってからは、個人的にも社会的にもまさに激動の世の中でした。

売り手市場と言われながらのほほんと勉学していたところ、リーマンショックに伴う大不況で就活は大混戦。

そんな中行われた一ヶ月の教育実習では理不尽な要求を何度も受け、生徒はまだしも教員方とどうしても馬が合わず、身も心もボロボロ。

教職への道は完全に捨てることに。

とりあえず大学院進学を決めて制作やゼミ活動に勤しんだおかげで、普通よりは妙に充実した日々。

さて今度はそれらの経験を売りに就活しようかと思えば、3.11東日本大震災発生でむしろ2年前よりひどい状況に。

何だこれ呪われてるんじゃなかろうかと、と同じ道を辿ってきた院生仲間と語らいながら今に至ります。

 

そんな中、彼は常に支え続けてくれました。

パッと見ではわかりにくいのですが、実は浮フ塗装が一段階丸々剥がれてしまってるんですよ。

きれいな光沢面だったのになぁ。もうボロボロ。

ボタン部分も見事にメッキが剥がれてます。

 

今回の機種変で、ついにスマートフォンデビューとなりました。

この厳しい世の中、世間に流されてばかりでいるようでは命取り。下手したらリアルに死ぬ。

そうならないためには、やはり情報収集力が肝心だと思うので、存分にその特性を活かしていきたい。

彼ら過去のケータイとの日々が無駄にならないためにも。